任意整理しなければ良かった?しない方がいいと思った体験談

任意整理 しなければよかった 任意整理体験談
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任意整理の返済開始から一年の40代主婦もちこです。

任意整理の返済を始めてから「あ、任意整理しなければ良かったかもな」と正直思ったことがあります。

任意整理する前は、毎月借金の支払いに追われ、借金の総額がいくらあるかもわからないくらいボロボロだった私。

任意整理をした当初は、任意整理やって良かったって思ってたんですよ。

ですがある時ふと

「任意整理やって良かったのかな」

「任意整理しなければ良かったかもな」

と思うことがあったんです。

クレジットカードが使えない、とか、ブラックリストに載る、とか、さまざまなデメリットは理解したつもりでした。

でも実際任意整理をしてみて、それ以外にも「しなければ良かったかもな」と思うことが私にはありました。

今現在任意整理を考えてる人、弁護士や司法書士に任意整理をお願いしてる人が、私と同じような思いにならないよう、私が実際に感じた体験談をお伝えしていきます。

任意整理をしなければ良かったと感じた体験談

最初にお伝えしておくと、任意整理をしたこと自体は後悔はしていません。

私は任意整理を司法書士にお願いしたのですが、受任した時点で督促の電話は止まったし、任意整理の費用を分割で支払ってる間は、借金の返済もありませんでした。

ですが、実際に任意整理の返済が始まってから、任意整理しない方が良かったんじゃないかと思ったことが何回かありました。

絶対に滞納できない

私の場合は、任意整理を依頼してから約9ヶ月後から返済が始まりました。

最初は良かったんですよ。順調に遅れずに支払っていました。

しかし、任意整理の返済開始から一年を前にして、支払いがキツイ、遅れるかも、という事態になってしまいました。

任意整理は、それぞれの債権者から「和解書」というのが送られてきて、全ての和解書に

  • 2回以上遅れたら和解は解消(一括請求します)

というような文言が記載されています。

ある意味一回は遅れても大丈夫なんだ、とも取れるんですが、基本的には絶対に遅れてはいけない、みたいなプレッシャーがかかります。

そして、どうしても支払いが遅れてしまいそうな時は、依頼した弁護士や司法書士、もしくは債権者に電話をする必要が出てくるんですね。

そもそも任意整理していなくても滞納はダメなんですが、「これ任意整理してなかったら普通に滞納してるわ、そしたら今月楽だったな、、」と思ったことがありました。

この時に一番、「任意整理しない方が良かったかな、、」と思いましたね。

任意整理費用の支払い期間に全く立て直せなかった

そもそも借金をして、さらに任意整理に至ってる時点で金銭感覚がガバガバの私。

ちょっとお金に余裕があったら(あるように見えたら)、あ、これ買っちゃう?と躊躇なくコンビニスイーツを買ってしまう女なのです。

そんな私が、「任意整理」という、多くの人がそうそう経験しないであろう領域に踏み込んだのはある意味チャンスだったのに、借金の返済が一時期なくなったあの期間に、生活をガッツリ見直すというこを怠ったんですよね。

任意整理の返済開始から一年を待たずして、支払いが滞るようになってしまったのは、「任意整理しなきゃ良かったかも」なんて思ってしまったのは、おそらく、いや確実にこの期間を無駄にしてしまったからだと思います。

だから、任意整理の返済が始まっても、結局は任意整理する前と同じように、毎月毎月支払いに追われる生活が待っていて、さらには「滞納できないのキツイ」なんて、絶対に依頼した司法書士には聞かせられないような発言を思いついたのだと思います。

任意整理をしない方がいいと言われる理由

私の体験談以外にも、「任意整理はしない方が良い」という声が、インターネットの海にはあふれています。

そういえば夫も「任意整理はしない方がいいよ」って言ってたな。

理由を聞いたら「滞納できなくなるから」

私と思考いっしょー!

そんなダメダメ夫婦の任意整理をしない方がいい理由は置いといて、一般的にはこんな理由が挙げられます。

借金がなくなるわけじゃない

債務整理には主に

  • 自己破産
  • 個人再生
  • 任意整理

の3種類がありますが、自己破産は借金全額ゼロ、個人再生は借金の額を大幅に減額、なのに対して、任意整理は利息をカット、元金だけを返済していく、というシステムです。

一見楽になると思いますよねこれ。そして、実際に任意整理して楽になったという声があるのも事実。

ですが、借金の額が大きかったり、複数社任意整理していると、やっぱり月々の返済額はけっこうな金額になるんですよ。

私は毎月56000円に返済額なのですが、借金を大幅に減額できる個人再生か、自己破産を選択しても良かったかもな、と正直思いました。(個人再生や自己破産は、任意整理とはまた違った大変さやリスクがあるので注意してくださいね)

クレジットカードが作れない

任意整理を含む債務整理をする上で私が一番気になったのは、やはり「クレジットカードが作れない」ってことです。

いや私みたいな人は、強制的にクレジットカードが使えなくなった方が良いのはわかってます。

ですがやっぱり、これまでずっと使ってきたクレジットカードが一枚もなくなる、というのは、けっこう勇気がいることだなと思います。

任意整理のデメリットとメリットとは

ここまで「任意整理をしない方が良かったかも」と私が思ったことを書きましたが、本来任意整理はメリットの方が多いです。

任意整理のデメリット

任意整理のデメリットはよく知られている通りですね。

  • ブラックリストに載る(正確には信用情報に異動がつく)
  • 新規でクレジットカードが作れない・ローンが組めない
  • 賃貸の審査に通らない(信販系の保証会社じゃなければいける)
  • スマホの分割購入ができなくなる

ブラックリストに載る

クレジットカード・ローンが組めない

賃貸の審査に通らない

スマホの分割購入ができなくなる

任意整理のメリット

そして任意整理のメリットは

  • 利息がカットされるので返済期間が短くなる
  • 月々の返済額が減る(あまり変わらないこともあり)
  • 借金の督促が止まる
  • 家族にバレにくい
  • 整理する借金を選べる

利息がカットされるので返済期間が短くなる

任意整理は、和解後に将来の利息がカットされるので、返済したお金がすべて元本にあてられます。

なので、トータルの返済額が減り返済期間を減らせます。

リボ払いや高金利で返している人には特にメリットです。

月々の返済額が減る

利息がなくなった上で、返済期間を3年~5年程度で組みなおすので、毎月の返済額そのものを下げられることがあります。

私の場合、任意整理前は、クレジットカードのリボ払いと使った分の支払いがあって、毎月いくらづつ返済しているのかもうわからなくなってたので、どのくらい返済額が減ったのか、明確には把握していません。

ただ、ほとんど返済額が変わらないものもあります。

私の返済額で例えると

債権者任意整理前任意整理後
某消費者金融毎月15000円毎月12000円
某銀行カードローン毎月10000円毎月9000円

上記の2社は、任意整理前と後ではそれほど大きく返済額は変わりませんでしたが、任意整理後は返済した金額はすべて元本の返済にあたるので、借金額が減るスピードは一気に早くなりました。

また、任意整理前は、返済して復活した利用可能額からまた借りて、、みたいなこともあったので、借りることができなくなったのは良かったなと思います。

借金の督促が止まる

弁護士や司法書士に受任して、債権者に受任通知が届くと、督促が止まります。

受任通知が届くまでは督促のハガキや電話は来るのですが、私は依頼した司法書士から、「督促の電話が来たら債務整理したことを伝えてください」と言われました。

そして実際に入れ違いで督促の電話が来たのですが、これまで怖くて一度も出たことのなかった督促の電話。

思い切って出て、司法書士に言われた通り「債務整理をしたんです」と相手に伝えると、「あ~~そうだったんですね」と、心なしか同情と哀れみを感じるくらい優しく対応してもらいまいた笑

家族にバレにくい

自己破産や個人再生は、官報という国の機関紙に名前と住所が載ります。

また、同居している家族(配偶者など)の通帳なども出さなきゃいけないので、家族に内緒で進めるのは難しいです。

しかし任意整理は、自分と弁護士または司法書士とのやりとりだけで完結するので、家族にバレることはほぼないと思います。

実際に私も、任意整理したことを夫に伝えていません。

依頼した司法書士にも家族に秘密にしていることを伝えていたので、自宅に届く郵便物は個人名で送られてきていました。

ただ、何回か書類が届くのと、配達員から直接受け取ってサインをしないといけない郵便物もあるので、家族に内緒で任意整理する場合は、依頼した弁護士や司法書士にあらかじめ相談しておくことをおすすめします。

整理する借金を選べる

これも自己破産や個人再生と違うところなんですが、自己破産と個人再生は、基本的にすべての借金が対象になります。

ですが任意整理は、任意整理する借金としない借金を自分で選ぶことができます。

なので、家や車のローンがある人は、それらは任意整理に含めないで支払い続ける、という方法選ぶことをができます。

ちなみに私は複数社借金があった中、5社任意整理しました。

給料の振り込みに使用していた銀行のカードローンとPaidy

任意整理は意味ない?後悔しない2つのポイント

「任意整理は意味ない」という人もいますが、少なくとも私は任意整理したことに意味がなかったとは思いません。

任意整理前は、自分の借金額がいくらあるのかすらわからなくなっていて、返しては借り返しては借りを繰り返していました。

しかし任意整理をしたことで、借金額が正確にわかったこと、利息がなくなって返済しただけ借金が減るというところは、任意整理をしてよかったと思ってます。

ですが、正直に告白すると、任意整理後に後悔してることは2つあります。

任意整理をした当初の私に会えるなら、この3つは絶対気を付けて、と伝えたいくらい。

これから任意整理をしようと考えてる方が、私と同じような苦しい思いを少しでもしないように、正直に書いていきますね。

後悔①返済のない空白期間に気が緩んだ

任意整理を弁護士や司法書士に依頼すると、和解が成立するまで返済が止まります。

私の場合、依頼してから任意整理の費用を4ヵ月積み立てをして、積立が終わってから返済開始まで約3ヵ月くらい期間が空いたんですね。

この、積立もない、(任意整理した分の)借金返済もない空白の4ヵ月間に、私は生活を立て直すどころか「月々の返済が楽になった」と気が緩んでしまい、任意整理前とほぼ同じ生活水準で生活してしまったんです。

その結果、返済が始まってからはけっこう大変でした。

この空白期間にしっかりと生活を見直しておけば良かったのに、前と同じペースで使っていたので返済開始後、同じように「苦しい」と思うようになりました。

もしこれから任意整理をしようとしている人がいたら、この空白期間の過ごし方はちゃんと考えた方が良いです。

本当にあの時の自分に会えたなら、これを一番伝えたいです。

後悔②任意整理後に後払いを使い続けた

2つ目の後悔は、任意整理後に再び後払いを使ってしまったことです。

使ってしまった、ではなく、”使い続けてしまった”んですね。

私の場合、任意整理後に変わらず使えたのは「Paidy」と「コープペイ(生協で使える)」の2つ。

Paidyでは任意整理後にiphone16を買ったりAmazonで買い物したりもしました。もちろん分割払いで。

分割払いって魅力的ですよね、、普通に払えるだろうという、任意整理前と同じ感覚で使ってしまってましたが、分割払いは未来の自分にお金を借りてるのと同じなんだよな、と思うようになりました。

だって、支払いの時になるとやっぱり苦しくなっていて、任意整理で借金を減らしたはずなのに、別ルートでまた借金を増やしていたわけです。

任意整理をすると、クレジットカードやカードローンは使えなくなりますが、なぜか使えるものもあったりします(次回更新時には止まるかもですが)

任意整理まで行ったということは、そもそも金銭管理ガバガバだって自覚をもっておかなきゃいけなかったなと今では心の底から思ってるので、これから任意整理をしようと思っている人は、これを気を付けてくださいね。

任意整理しなければ良かった?しない方がいいと思った体験談まとめ

実際に任意整理をしてから「任意整理をしなければ良かったかも」と思ったことはあります。

私自身、任意整理をした後に後悔したことがあったからです。

ですが、同時に「してよかった」とも思うんですね。

なぜなら先が見えるから。

借金が減っていってるのが目に見えてわかるから。

任意整理に向いているかどうか、本当に自分の借金が減るかどうかは人それぞれだと思います。

ネットの情報だけで「やる・やらない」を決めてしまうと、私のように「思ったのと違った」となってしまうかもしれません。

だからこそもし迷っているのならいくつかの弁護士や司法書士に相談してみることをおすすめします。

相談だけなら無料なので。

そして、任意整理をすると決めたなら、私と同じような後悔をしないように、この記事は少しでも判断材料になったらうれしいです。